2016年6月29日水曜日

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 学習塾のようにジャムセッションを利用する人もいます。ジャズジャムセッションにこういった傾向がありそうです。ブルースにおいてもジャムセッションでよく演奏される曲はまさにスタンダード!。必須科目です→おぼえましょう!。私もそうやって先輩方から曲を教わってきました(今でも教わっております…)。感謝感謝の一言です。アルバートキングも、BBキングも、ウエスモンゴメリーも、マイルスデイビスも、有名なプレイヤーで何か見ながら演奏する人は一人もいません

 同じ事がモダンジャズやスタンダードを演奏するジャムセッションにも言えるようです。コントラバスプレイヤーで何にも見ないで演奏されてる方をよく見かけます(すっごいね!)。スタンダードは約千曲あると言われています。昔のものですからもう増えない(発見されてふえるかも…)と言う事は、全部覚える事ができるわけです!。難しいのはボーカルの人が入った場合で、人によって曲のキーがかわってくる。頭の中でコード進行をエクスチェンジしなければならないことでしょうか?。しかし!おそらくほとんどの経験豊富なプレイヤーならば、コード進行を数字で覚えていると思います(キーのコードが1で2−5−1とか5マイナー1セブン4さんかくとか)。いやいや、デフォルトで覚えていても数字に置き換えることに造作がないのでしょう。またメロディーさえ知ってれば、コード進行を導きだすことが簡単にできるのでしょう

 通常ブルースジャムセッションで譜面はつかいませんよね。まっすぐな十二小節の曲で勝負することになります。光りたくて…なんとか、とにかくなんとか光りたくて、日々努力であります。








2016年6月16日木曜日

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 ブルースマンの自分が白人女性シンガーを拝聴するといつも思うことがあります
ジュリーロンドンあねごにブルースを感じる

 アニタオディもクリスコナーもヘレンメリルもボニーレイイットもかなわないブルースを感じるのです
初期作品のギタートリオ(ギター、ベース、ボーカル)の印象が強烈なせいか、はたまたそのギタリストがバーニーケッセルとハワードロバーツである事が理由なのかはわかりませんが…彼女がギター好きである事は明白です!
最晩年の作品もスローなチューンばかりのギターミュージックに仕上がっていること、パートナーがピアニストであるにも関わらずギターを多く使うのはやはり…
彼女はギターが好きなのだ!

 ブルースがギターミュージックであることは誰もがご存知でしょう
目の前で黒人のおじさんがギターを弾きながら唸ってるのはブルースの正しい姿だと思います
手を伸ばせばさわれるくらいの位置にいます

 とあるジャズカフェのご主人は彼女を”最右翼”と称しました
なるほどうまいことを言うもんだと内心ぷっとふきだし、確かに背中のあいたドレスを着て歌う彼女の姿を思い馳せました
やはり強烈なイメージとして”ラウンジ系”があるのでしょう(もちろん否定はしません)

 アクターとしてデビューしたのちシンガーとしてデビューしたのは29歳の頃
パートナーでピアニストのボビートゥループ(ルート66の作曲者!)の手腕にも助けられ成功を収めました(めでたしめでたし)

 我々日本人がアメリカに行くと最初に驚くのは生の音楽がとんでもなく身近にあるということでしょう
そしてその生演奏がことごとくブルースであります
染着いてる感じなのでしょうか?
日常なんですね
少し手を伸ばせばブルースがあるのが!
いいですねー