2017年2月9日木曜日

 ブルーススケール 其の壱

 前段は少々理屈っぽい話。そもそも音楽の技術的な話を、活字で表現しようとする事自体無理があり、私のない頭では手に負えない訳です。今回は最初に吐き出して後で煮詰めようと思います。ブルーススケールとは、皆さんがよく勘違いをされているマイナーペンタトニックスケールと同じ音列のものです。キーが A ならば A C D E G A の5音階です。ラドレミソラです。いいですか?。

 ブルーススケールとマイナーペンタトニックスケール。
 同じ音列なのですが全く違うスケールです。

 理屈は簡単。ブルーススケールはマイナーコードの上にのせる訳ではないから!です。簡単ですね!一言です。例えば…正真正銘のどメジャーの曲に…例えばテネシーワルツとか(古い?)キャンディーズの微笑みがえしとか(古いか?)…そこに堂々とのっかっていいんです!。ブルースフィールたっぷりなわけです。

 田舎者の私がまだ本物のブルースと出会う以前。ジェフベックのブロウバイブロウやワイアード、ライブワイアーなどを、中学生の時に比較的安価な輸入レコード店にて新譜で買いました。ご存知の通り、ジェフベックはイギリス人ながらごりごりの!ブルースマンです。当時情報の少ない中、フュージョンブームのはしりであったジェフベックのこれらのアルバムをきくと、どメジャーな曲の上で、ブルースフィールたっぷりなソロを気持ち良さそうに弾いているのでした。私は何の違和感も感じず、そのラインをおいかけました。後々、本物に出会ったときも、ブルースは当たり前のように私の体にはいってきました。つづく。














 

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