仮想妄想コード進行そのよん。
ブルースコード進行の拡大解釈を自分なりに考えてみています。
│C7 │F7 │
│C7 │Gm7 C7 │
│F7 │F7 F♯○ │
│C△ Dm7│Em7 E♭7 │
│Dm7 G7 │G♯7 G7 │
│C△ F9 │C6 G7♭13 │
ご存じ、「ストマン」と呼ばれているコード進行ですね。なぜストマンと呼ばれるのかは謎です。
謎肉です。😎
T ボーンウオーカー先生の名曲ストーミーマンデーはキーをオリジナルにエクスチェンジしても全然違うコード進行です。おそらく誰ぞにカバーされたTボーン先生のストーミーマンデーが参考になっておるのでしょう。
Tボーン先生の素晴らしい、ほんとに素晴らしいブラックアンドホワイト録音のコード進行は近々考えてみましょう。
😎
このコード進行は前回の「そのさん」まで考えていたコード進行とおおすじでおんなじなのです。
9小節目。2度のコードDm7への持って行き方がいいですね。ズリズリと上がってズリズリ下がる。いい感じですよね!。おぼえやすいし印象的な感じです。
8小節目のE♭。これが決め手かなと思います。だいたい皆さんこれをE♭m7で弾きますが正しくはE♭7なのかなと思います。Em7まで上がって行ってフォーステップしてA7に行く。その裏セブンスです(またまた以前の投稿から探して下さい💦)。A7に行くのは前回考えた形と同じ、ツーファイブに行くための前置きの6セブンスです。そのさらに前置きしてEm7って事です。4小節目と同じ理屈です。
10小節目。半音でズリっと下がってます。セブンスコードのこの動きを「レイズ」と呼びます。セブンスで多くみられます。これも表裏の関係をうまく利用した動きです。トニックのセブンスコードを半音上げるとドミナントセブンの裏になる。半音下げるとサブドミナントセブンの裏になる。
C7 B7 C7 C♯7 C7
⇅ (同じコード進行)
C7 F7 C7 G7 C7
全てにナインスのテンションを加えても同じです。Tボーン先生もよく使う動きですね。
11〜12小節目のターンアラウンドは気持ちいい終わり方ですね。サンカクで収まったかと思いきや!泣く子も黙るF9サブドミナントナインス!キターーー!😆もっともブルースらしいコードかもです(ナインスはセブンスのテンションですが、いつでもどこでも使える訳ではありません。オルタードの響きが必要な時はフラットナインスになるので要注意)。そしてまたトライアド(シックスはトライアドです)に戻って決めがG7♭13。G➕(ジーオーギュメント)とほぼ同じ響きです。ベースラインを考えてオーギュメントではなくてセブンスのテンションコードにしているわけです。 ←オーギュメントには5度の音が無い。しかしベースラインは普通にウオーキングしてもらいたい。そう言う事です。
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アルバートキング師匠のボビン録音でのスローブルースは全てこのコード進行になってます。ホーンセクションの音使いもこれです。
しかし!アルバートキング師匠の弾くソロラインはいつも通り。まったくブレずにおんなじなのです。ブルーススケール一発しか弾いておりません。カッケー!メジャーな響きに乗っかるブルースが格好いいのだ!
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