仮想妄想コード進行そのに。
12小節のブルースは基本的に3層構造になってます。
最初の4小節で事件です。5〜8小節はそれを繰り返し9〜12小説でオチです。
例えば
朝起きたら彼女がいない
朝起きたら彼女がいない
よくみたらサイフもない
こんな感じです。4小節ひとくみでお話しが進む。4✖️3は12ですね。「2回繰り返してオチ」が12小節のブルースの呼吸です。
次は音の話です。オチをドラマチックにするコード進行を先人達はみんな考えました。代表的なのはフォーステップで自由を得る事です。「ツーファイヴ」と呼ばれるコード進行は9〜10小節目の動きです。ツーとはトニック(このお話しはキーをCとしますね)から2番目のコード、つまりDm7。Dのコードがマイナーセブンになるのは自然な事。これはダイアトニックという事(またまたムズイワードがでてきましたね。ダイアトニックとはドレミファソラシドに臨時記号 ←シャープ ♯ やフラット ♭ を付けないでそのまま音をひろうと言う意味)。ファイブは5番目のG7。トニックに落ち着くためのコード進行です。不安定から安定へ 、安定から不安定へ、最後は安定へ。音楽の基本的な「持って行き方」です。
ここではさらにドミナントモーションとかサブドミナントケーデンスとか呼ばれる? ←呼び方なんかどうでもいい😆「とにかくよくでてくる」コード進行をブルースコード進行にぶちこんだジャズマンの勇気とこだわりに拍手。自由を得るためです。全て基本はフォーステップ 、4度で上がって行く事が基本になります。
│C7 │F7 │C7│Gm7 C7 │
│ F7 │F♯○ │C△ │A7 │
│Dm7 │ G7 │ C6 │ G7│
ツッコミどころ満載ですね。次回ひとつづつ解説しますね。乞うご期待!
( ³෴³) つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿