2023年11月20日月曜日

 


ブルースのエンディングはふたつあってあいまい。


皆様トーゼンご存知のことと思います。俗にブルースエンディングと呼ばれる曲の終わり方は2種類にハッキリ別れております。最後のキメ小節の2拍目ウラでキメるもの。4拍目オモテでキメるやり方が混在してます。



キーC


どみーふぁーふぁーそー

どーーーー


これはシンコペーションエンディング。シンコペーションとは裏拍で音を出すこと。最後のトニック ←「ど」の音。キーのコードを裏拍でキメます。




どみーふぁーふぁ

そらしどーー

どーーーーーー


これがオモテ拍エンディング。最後のトニックが4拍目のオモテでキメています。



この2つです。

しかしスローブルースなどは例外なく前者を採用しております。

古いブルースはほとんどがシンコペーションですTボーンウオーカーなどもほとんどがそうです。


つまりルーツは前者でしょう。当時はシンコペーションしたエンディングが「普通」で「当たり前」だったようです。


しかし現在、日本で開催されるブルースセッションなど、演奏されるエンディングの多くがシンコペーション「しない」終わり方が多くみられます。後者の4拍目オモテでジャーンとキメる方法が主流になりつつあります。しかしスローブルースになると、とたんにシンコペーションエンディングになる。


曲のスピードによってエンディングが変化してしまったら、そのスピードの境界線がわからず、あいまいな気持ちのままエンディングをむかえる事になります。


ややゆったりのシャフルとかはどっちなんだ?。ジャムセッションでもエンディングまで打ち合わせする事はありません。


終わりよければ全てヨシの格言もあります。私はシンコペーションエンディングがスピードの早い曲でも常識的になるように働きかけています。皆さんも迷い無くエンディングを決めたいと感じているでしょう。


サボテン🌵クラブバンドは全てシンコペーションエンディングを採用しております。

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