仮想妄想コード進行そのさん。
│C7│F7│C7│Gm7 C7│
│F7 │F♯○ │C△ │A7 │
│Dm7 │G7 │C6 │G7 │
キーはCです。基本的なブルースの拡大解釈をいまさら連ねております。😎
クイックチェンジは必ず入るわけではありません(そんなん知っとるわ😎)。だいたいは一曲を通じてするかしないかですが、よくある変化型で、1番はクイックチェンジして2番はしないとか…イントロはまっすぐだけど歌に入るとクイックとか…結局その曲を知らなきゃわからないかもです(ベーシストは大変ですね💦いつもありがとです💦)。ギタリストでしたらわからない時のやり方はありそうす。もしわからなかったらこの場合(サブドミナントがF7)ファとミの音を出さないように弾けば大丈夫です。CとFの共通な音を使えば事故にはならないかなと思います。共有して無い音がファとミです。ヤバい音を出さない事も賢明かも 😅
4小節目。よくある音楽の構造はセブンスコードからフォーステップして「狙った」コードに落ち着くという事を繰り返しているわけです。「ターゲットノート」(通常は短音程で使われる)なんてカッコつけた言い方もあります(いちいち呼び方が必要なのか?😆 でも言葉で説明しようとするとまーまー便利ではある)。
さらに迂回してもう少し前からアクションをおこそうと思って、そのセブンスの前にマイナーセブンのコードをはさみこむとこうなるわけです。フォーステップして狙ったFのコード(ここではブルースなのでF7ですがスタンダードなどでは普通はF6かF△がターゲットコード)に迂回して到達させる。基本的にこんなんばっかりです。少しは自由になります。もちろんブルースでガッツリ行くもよしです。
6小節目。F♯○ (ディミニッシュ)。F♯から短三度を重ねたコードです。実はこのF7とF♯○はおんなじコードです(以前のブログで解説)。ですのでディミニッシュに動いても動かなくても効果はおなじです。 ←なんでだー!ならいらんがな!
いらないのです。もともとブルースと言うスリーコードが全てセブンスと言う特殊な曲だからです。
普通のスタンダードなどではサブドミナントにセブンスは使わないから。普通のF△とかF6からこのF♯○に動くのは効果絶大!大切なコード進行です。後のフォーステップの動きにいきおいをつける。大切なコード進行だからあえて入れてみました。 ←クセになってる 😅
サブドミナントからトニックに戻るための短いターンアラウンドのような動きです。半音でつなげてる感じです。とにかくよくあるコード進行。スタンダードでもブルースでもこの動きはマジでよくでてきます(例えばオールオブミーとかジョージアオンマイマインドとかノットフォーミーとかエイントノーバディビジネスとか)。トニックに戻ったら6度のコード(A7)からフォーステップして解決するだけ。
4→4♯→1→6→2→5→1
呪文です。よくでます。
😎
7小節目の「C△ 」を少し補足説明してみます。私はシーサンカクと呼んでます。
ほんとはCメジャーセブンなんですが、セブンスとハッキリ区別するためサンカクと呼びます。トニック、サブドミナント、フラット6でよく使われるコードです。
C△ → ドミソ「シ」
C7 → ドミソ「シ♭」
音楽ではセブンと言えば何故かフラットした7番目の音程を指すのです。キーがCならシ♭(B♭)です。
セブンなんだからただの「シ」つまりBじゃないのか?なんなんだ?なんで?
これはすごく謎で私にはわかりません。なんでだろ。🙃
わかりづらいですよね。と言う理由で私は「セブン」というワードはフラットした7番目の音(シ♭)。それに対してフラットしてない正真正銘の7番目の音(シ)をサンカクと呼んでます。
このコードはセブンスとは決定的かつ猛烈に違うコードです。感じとしてはトライアドやシックスと仲間です。対してセブンスはナインスとかサーティスとかのテンションがいい感じですよね。ディミニッシュの仲間です。これはここからはブルースばっかりじゃなくて、メジャーにも自由にいきますよ!って事です。いいと思います。ブルースの縛りって結構あるじゃないですか。それやーめたみたいな感じです。でもブルースなんです。💦
次回のテーマです。
│C7 │F7 │
│C7 │Gm7 C7 │
│F7 │F7 F♯○ │
│C△ Dm7│Em7 E♭7│
│Dm7 G7 │G♯7 G7 │
│C△ F9 │C6 G7♭13 │
( ³෴³)