2023年9月24日日曜日

 仮想妄想コード進行そのに。

12小節のブルースは基本的に3層構造になってます。


最初の4小節で事件です。58小節はそれを繰り返し912小説でオチです。


例えば

朝起きたら彼女がいない

朝起きたら彼女がいない

よくみたらサイフもない


こんな感じです。4小節ひとくみでお話しが進む。4✖️312ですね。「2回繰り返してオチ」が12小節のブルースの呼吸です。


次は音の話です。オチをドラマチックにするコード進行を先人達はみんな考えました。代表的なのはフォーステップで自由を得る事です。「ツーファイヴ」と呼ばれるコード進行は910小節目の動きです。ツーとはトニック(このお話しはキーをCとしますね)から2番目のコード、つまりDm7。Dのコードがマイナーセブンになるのは自然な事。これはダイアトニックという事(またまたムズイワードがでてきましたね。ダイアトニックとはドレミファソラシドに臨時記号 ←シャープ ♯ やフラット ♭ を付けないでそのまま音をひろうと言う意味)。ファイブは5番目のG7。トニックに落ち着くためのコード進行です。不安定から安定へ 、安定から不安定へ、最後は安定へ。音楽の基本的な「持って行き方」です。


ここではさらにドミナントモーションとかサブドミナントケーデンスとか呼ばれる?  呼び方なんかどうでもいい😆「とにかくよくでてくる」コード進行をブルースコード進行にぶちこんだジャズマンの勇気とこだわりに拍手。自由を得るためです。全て基本はフォーステップ 4度で上がって行く事が基本になります。


7 7│m7 7 │

│  ♯○ │△ │7 │

m7 │ 7 │  │ 7│


ツッコミどころ満載ですね。次回ひとつづつ解説しますね。乞うご期待!

( ³³) つづく

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